2011年11月8日

東日本大震災に関して

劇場代表の玉山です。

2011年3月11日の災害で 被災された方にお見舞いもうしあげるとともに
亡くなられた方のご冥福をおいのりします。

王子小劇場は建築・設備などに被害なく、地震当日・翌日に4ステージの上演を中止した以外、公演自体の中止などもなく、劇場運営を続けています。

fringe「東日本大震災における東京・神奈川の公演対応状況まとめ」
http://fringe.jp/files/topics/shinsai/



今回の地震はいろいろなことを見直すきっかけになりました。
演劇は電気を使うこと。
交通手段がないと人は集まれないこと。
地下の空間に人が集まる興行は、主催側の避難誘導が重要なこと。
王子小劇場では、以来、各公演・団体ごとに火災だけでなく地震災害も想定した避難訓練を行っています。

天災も事故も起こらないのがいちばんですが、
あらゆるアクシデントに対応できるように
劇場、劇団で協力して
楽しい演劇、安全な空間を守ってまいります。

王子小劇場ブログ「交通・防災・電力 対策まとめ」
http://en-geki.blogspot.com/2011/04/blog-post_02.html


震災直後の劇場ロビーでは演劇の感想とともに、
再開を喜ぶ声があがっていました。

仕事として日常的に演劇に接していると
ついわからなくなってしまいますが、
演劇は人が集まります。
人が集まると不思議なエネルギーが生まれます。
そのエネルギーが誰かを勇気づけられたらすてきなことだと思います。

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