2014年8月13日

【Meets TOKIO】劇団しようよ代表 大原渉平さんに10の質問

地域劇団が東京で継続して活動できるために劇場が応援する企画「Meets TOKIO」今回この企画に参加する団体を皆さんに少しでも知ってもらおうと、劇団の代表の方にインタビューを行いました!

第三弾は京都の劇団しようよ
劇団しようよは今年1月に王子小劇場ニューカマーフェス2014にて「スーホの白い馬みたいに。」を上演し、今回で2回目の東京公演となります。
自らの劇団を「ロックンロール劇団」と称しながらも、今回の作品は童謡「パフ」を創作の起点とした人形劇の様子・・・
どんな作品が飛び出すのか、そもそも劇団しようよとはどんな団体なのか、代表の大原渉平さんにお伺いしました。


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Q1、まず、大原さんの自己紹介をお願いします

1988年11月11日滋賀県生まれ。甲賀忍者の里が出身です。初舞台は保育園時に演じた『たこ焼きマントマン』のイエロー役。「青のりを敵役にふりかける」という演技をするはずが、ポケットから一枚も青のりを出せず失敗に終わる。その時のことを克服したくて今も舞台に立っています。


Q2、「劇団しようよ」とはどんな団体ですか?

大学の同期でミュージシャンの吉見と2011年に結成しました。旗揚げ後は、劇作家とミュージシャンで一体なにができるのかを探るため、月3回の路上パフォーマンスを通年でやったりしていました。旗揚げ4年目の劇団しようよ ですが、今は、誰もが知っている童話や童謡をモチーフにしながら、オリジナルの物語を生演奏にのせながら演劇にしています。


Q3、団体名の由来は?

「劇団~」ってつくのがカッコ悪いなあと思っていたので、逆に「劇団しようよ!」っていう勧誘みたいにしたらいいんじゃないかと思ってつけました。周りからあまりにもださい名前なので猛反対されましたけれど。


Q4、劇団しようよのここがすごい!ここだけは誰にも負けない!みたいなことがあったら教えてください

稽古時間の長さ!


Q5、今回の「パフ」はどんな作品ですか?

ご存知の方もおられるかもしれませんが、「パフ」というのはピーターポール&マリーの楽曲がモチーフです。少年と竜が交流するも、時が流れ、少年は竜のもとに会いにこなくなる、、という内容なのです。なにが二人を隔ててしまったのか。その逆らえないモノみたいなものに着目し、演劇にしました。生演奏とことばがここちいい作品だと思います。


Q6、どんな人に観てほしいですか?

東京生まれのかたはもちろんですが、いろんな地域から東京にやってきてがんばってらっしゃるみなさんに故郷のことを思い出しながら観て欲しいです。


Q7、これまでに影響を受けた作品やアーティストはありますか?

ゴジラ。お父さんにたくさん連れて行ってもらったことを最近思い出します
あとミュージッククリップを見るのが好きです。大学のときからミュ ージッククリップのような演劇がしたいと思ってきました。いま、それを生演奏を扱いながらすこしずつ形にしているようにも思います。


Q8、京都ってどんなところですが?

夏はじめじめ。冬は極寒。ですが、楽しいところです。
京都芸術センターが好きです。いろんな分野のアーティストが集まったりしているので楽しいです


Q9、東京の印象、来たらやりたいこと、行きたいところ等を教えてください

東京の人は、作品を語るボキャブラリーがとても多いような印象があります。
なので、たくさん僕の作品を語っていただいて、自分のいろんな面を知りたいです。


Q10、最後に皆さんにメッセージをどうぞ

今回、昨年 度に上演した作品の再演を東京に持っていきます。どのように感じられるかはわからないのですが、初演時からこの作品を西日本だけではなく東日本の方に観ていただきたい気持ちでいっぱいでした。こんなチャンスをもらえて本当にうれしいです。
どうか、京都発のロックンロール劇団が贈る、ネオ童謡人形劇です。
ちょっと要素が多いですね。
でもよくばりながら頑張っていきたいです。

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大原さん、ありがとうございました!
「ネオ童謡人形劇」と銘打たれたさよならのための怪獣人形劇「パフ」、少しでも気になった方はぜひ劇団しようよ公式サイトもご覧ください。

また、8/13(水)22時より、Meets TOKIO Ustream企画第三弾として映像配信を行います!
第一弾のブルーエゴナクではラップ対決、第二弾の演劇組織KIMYOではアイドルと女の話で盛り上がり、果たして今回はどんな話題が飛び出すのでしょうか?
どうぞお見逃しなく!

劇団しようよ さよならのための怪獣人形劇「パフ」は8/15(金)〜8/18(月)、王子小劇場にて。



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