劇場に相談しよう、そうしよう。
若手演劇団体の皆さん、これから演劇団体を立ち上げようとしている皆さんへ
ギャラリー公演やスタジオ公演などが若手演劇団体の主流となって久しいですが、もっともっと劇場という演劇を上演するために設計された専門の空間を作品のために使っていただき、新たな演劇の可能性を発見する場、多くの観客と出会う場になってほしいと願っています。
相談室を設けることによって「公演やりたい団体は企画書を持ってきてください」というスタンスだけでなく「一緒に企画書作るところから始めましょうか」というスタンスを新たに取り入れます。
怖いものではございませんのでどうぞお気軽にご連絡の上、お越しください。
相談に来たからにはどうにか無理矢理にでも劇場を契約させてから帰すみたいなヤクザなことは決して致しません。
新しい才能はそれだけで財産です。
長く続けてもらうことができるよう一緒にじっくり検討して、より具体的な道筋をたてていければと思っています。
公演計画、目標を実現するための長期的な戦略、スタッフさんの知り合いがいなくて困っている、などなんでもお気軽にご相談ください。
団体の色や作品性、将来的な目標によって本当に王子で今やるのがふさわしいのかも一緒に検討していきます。
劇場を借りるという行為にすぐ繋がらなくとも、一度劇場に来て相談していただく、という行為が若手の皆さんと劇場との距離を縮めることに繋がればそれだけでも充分成果なのではと考えます。
それに若手の皆さんが今何に困ったり悩んだりしているかを知ることで、これからの劇場に求められるものが見えてくるかもしれません。
貸し館として運営している限り、新しい人たちに劇場を使っていただくことが劇場の生命線です。長い目で見て日本の小劇場文化が少しでも長く続き、その中で王子小劇場が1日でも長くその役割を果たすことができれば本望です。
相談には過去に王子小劇場の公演で気絶するほどの大赤字を叩き出してしまったことがある芸術監督の池亀三太がお耳を傾けさせていただきます。全てのしくじりを公開しつつ若手の皆さんに同じような過ちを犯さないで済むように助言できればと思っています。
まあ、そんな池亀自身も本人的にはまだまだペーペーの若手だと思ってますけどね!
そんなんでも良ければどうぞお気軽にご相談ください。
ご連絡お待ちしております。
若手の定義は皆様自身の判断にお任せします。ちなみに浅草キッドさんもご自身で若手だって言ってました。
(今回の相談室は分かりやすく「若手」と銘打ちましたが、中堅・大御所の団体の皆様のロングラン公演や、企画公演なども推奨しています。)
花まる学習会王子小劇場 芸術監督 池亀三太
【対象とする相談者】
・年齢・キャリア不問。
・自らを若手と思う団体主宰者、制作者、プロデューサー、構成員。
・これから団体を立ち上げようとしている個人。
《相談室予約》
TEL 03−3911−8259(担当:池亀)
MAIL info-ohsho@proof.ocn.ne.jp
メールでのお問い合わせの際は、件名「若手相談室予約」とし本文に・お名前・団体名(あれば)・希望日時(3つ以上)・ご連絡先を必ずご明記ください。