『佐藤佐吉演劇祭2022』を開催します。
前回開催の『佐藤佐吉演劇祭2020』は、新型コロナウイルスの感染拡大により、会期途中で残念ながら中止の判断をしました。
当初は翌年に延期開催という形での実現を目指しておりましたが、未だ収まらない感染状況を鑑みて、もともと開催を予定していた『佐藤佐吉演劇祭2022』と合併する形での開催を行う決定をしました。
キャッチコピーは前回の「ワレワレのターン!」を引き継いで「ワレワレのリターン!」です。
1年以上続く新型コロナウイルスの影響により、演劇は大きな打撃を受けています。とくに未来の日本の演劇シーンを背負って立つであろう若いアーティストへの影響は顕著で、多くの才能ある若者が演劇の道を諦めざるをえなくなったと耳にしました。
そんな時代だからこそ、『佐藤佐吉演劇祭2022』では活動発展期にあたる若手団体に照準を絞り、今後の日本の演劇シーンで活躍するであろう将来有望なカンパニーを実行委員のこれまで培ってきた独自の感性で厳選し、より独自性の強いプログラムにし、未来を見据えた演劇祭として開催します。
また、更に若い活動最初期にあたる団体を招聘したプログラムも予定しています。
これまで通りの上演の形というわけにはいかない状況ですが、未来の小劇場演劇の在り方を見据え、また新たな形での演劇祭の実現を参加団体と共に模索していきたいと思います。
佐藤佐吉演劇祭実行委員会では主に王子小劇場で打ち出している『若手支援プロジェクト』等により、若手アーティストのプラットフォームとなる場を作っています。アーティスト同士が出会う場所を提供し、演劇キャリアの初期を過ごす街として北区・王子という場所を築いていき、より多くの若手演劇人と観客を巻き込んだ形での演劇祭開催を目指します。
佐藤佐吉演劇祭実行委員会
実行委員長 池亀三太
佐藤佐吉演劇祭2022
〜ワレワレのリターン!〜
2022年3月中旬〜4月下旬
◯参加団体(順不同)
やみ・あがりシアター
コンプソンズ
中野坂上デーモンズ
劇団スポーツ
劇団普通
劇団 短距離男道ミサイル
南京豆NAMENAME
かるがも団地
route.©
複合創作ユニットwakka
NEW!!
王子小劇場
王子スタジオ1
北とぴあ ペガサスホール
北とぴあ カナリアホール
他